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2026-07-04 公開

DJ本番前日の準備チェックリスト|USB書き出しから持ち物まで

初めての本番前夜は、何を確認すればいいのか分からなくて不安——誰でもそうです。やるべきことは決まっています。USBの書き出し、プレイリストの確認、持ち物の準備。この3つを前日に終わらせて、当日は何もしない。この記事は、その手順をチェックリスト形式で上から順にこなせるようにまとめたものです。

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前日準備の全体像

まず全体像です。前日にやることは5ブロックしかありません。

順番やること目安時間
1プレイリストの最終確認30分
2解析済みチェック10分
3USBへの書き出し(2本)30分〜
4書き出し後の実機確認15分
5機材・持ち物の準備15分

合計2時間弱。夜中の2時に始めるものではないので、前日の夕方〜夜早めに着手してください。寝不足は当日のプレイに一番効きます。

プレイリストの最終確認

書き出す前に、本番用プレイリストを上から通しで見直します。チェックポイントは4つ。

  • 持ち時間に対して曲数は足りているか。 1曲を平均3分使うとして、60分なら20曲。実際は現場の空気で飛ばしたり伸ばしたりするので、持ち時間の1.5〜2倍の曲数を入れておくのが定石です
  • 最初の3曲は決まっているか。 出だしは一番緊張する場面。ここだけは固定で決めておくと、立ち上がりが安定します。セット全体の組み方はDJセットの構成方法を参照
  • 「保険の曲」は入っているか。 フロアの反応が悪かったとき用に、確実に盛り上がる曲を数曲。本命プレイリストとは別フォルダでもOK
  • 消した曲・移動した曲がないか。 PCのファイルを移動・削除すると、プレイリスト上でリンク切れになります。全曲が正常に再生できるか、頭出しでいいので確認

解析済みチェック

rekordboxでは、曲の解析(BPM・グリッド・波形)が終わっていないと、CDJ上で波形が出ない・機能が正しく動かないといった問題が起きます。書き出し前に、本番プレイリストの全曲が解析済みかを確認してください。

未解析の曲は一括で解析できますが、曲数が多いと時間がかかります。前日に「解析が終わらない」で夜が更けるのは避けたいので、理想は2〜3日前までに解析だけ済ませておくこと。ついでに、キューポイントの打ち忘れがないかも見ておくと当日ラクです(打ち方はキューポイントの使い方へ)。

グリッドがずれている曲はSYNCやループが狂います。気になる曲があればビートグリッドの直し方で前日のうちに修正を。

rekordboxのUSB書き出し手順

CDJで使うUSBは、エクスプローラーでファイルをコピーするのではなく、必ずrekordboxの書き出し機能を使います。曲データと一緒に、解析情報・キューポイント・プレイリスト構造がrekordbox専用の形式で書き込まれるからです。手順の流れは次の通りです(ボタン名や画面はバージョンにより表記が異なります)。

手順1: USBをフォーマットする

新品でも一度フォーマットしてから使うのが安全です。ファイルシステムはFAT32が無難(CDJの機種による対応差があるため)。フォーマットすると中身は全部消えるので、他のデータが入っていないか確認を。

手順2: rekordboxにUSBを認識させる

USBをPCに挿すと、rekordboxのデバイス欄にUSBが表示されます。エクスポート用の画面・モードに切り替えて作業します。

手順3: プレイリストをUSBへ転送する

本番用プレイリストをUSBへ書き出します。プレイリストごとドラッグする操作が基本です。曲数にもよりますが、転送には数分〜数十分かかります。

手順4: 安全に取り外す

転送完了を確認してから、必ずソフト上・OS上で取り外し処理をしてから抜きます。転送中に引き抜くとデータが壊れます——これで本番のUSBを潰す事故、実際にあります。

手順5: 同じ内容を2本目に書き出す

同じ手順で2本目のUSBにも書き出します。バックアップは「あれば安心」ではなく必須装備です。現場でUSBが認識されないトラブルは珍しくありません。

書き出しの詳細やCDJ側での使い方はUSBでCDJを使う方法にまとめてあります。

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書き出し後の実機確認

書き出して終わり、ではなく、書き出したUSBを一度読み込んで確認します。自宅のコントローラーにUSB読み込み機能があればそれで、なければrekordbox上でUSBの中身を開いて確認します。見るのは3点。

  • プレイリストが正しい構造で入っているか
  • 曲数が合っているか(転送漏れがないか)
  • 数曲を実際に再生して、波形・キューポイントが出るか

ここまでやって、USBはカバンに入れて完了。以降は触りません。

機材・持ち物の準備

前日の夜にカバンまで詰めておきます。当日の朝に詰めると、必ず何かを忘れます。

持ち物チェック
USBメモリ×2本(同内容)必須。書き出し確認済みのもの
ヘッドホン必須。変換プラグ(ミニ→標準)も忘れずに
変換プラグ・予備ケーブル現場に無いことがある筆頭
PC+コントローラー(PC DJの場合)電源アダプタ・USBケーブルまでセットで
飲み物・タオル現場は暑い
身分証・現金ドリンク代や交通費

現場の機材構成(CDJかコントローラー持ち込みか)は前日までに主催者へ確認しておくこと。詳しい持ち物リストはDJ現場の持ち物リストを参照してください。

当日朝にやらないことリスト

前日準備と同じくらい大事なのが、当日にやらないことを決めておくことです。

  • セットリストを変えない。 朝に曲を差し替えると、書き出し忘れ・解析漏れが起きます。USBの中身は前日夜で固定
  • 新しい曲を追加しない。 「昨日見つけたあの曲を入れたい」が一番危険。次の現場で使えばいい
  • ソフトやOSのアップデートをしない。 本番当日にアップデートして環境が変わるのは自殺行為。通知が来ても無視
  • ぶっつけの新技を仕込まない。 練習していないことは本番でもできません

当日の朝にやっていいのは、持ち物の最終チェックと、よく寝てよく食べることだけです。緊張対策は本番で緊張しない方法も読んでおくと気がラクになります。

よくある質問

Q. USBの書き出しは前日で間に合いますか?

A. 曲の解析が終わっていれば前日で間に合います。ただし未解析の曲が大量にあると書き出しに時間がかかるため、解析だけは2〜3日前までに済ませておくのが安全です。

Q. USBは1本あれば十分ですか?

A. 本番には必ず2本持っていってください。同じ内容を書き出したバックアップがあれば、1本が認識されないトラブルでも即座に復帰できます。USBの不調は現場で珍しくありません。

Q. 当日の朝にセットリストを変えてもいいですか?

A. やめたほうがいいです。朝の変更は書き出し忘れや解析漏れの原因になり、確認する時間もありません。曲順の微調整は頭の中だけにして、USBの中身は前日夜の状態で固定するのが鉄則です。

まとめ

  • 前日にやるのは「プレイリスト確認→解析チェック→USB書き出し→実機確認→持ち物準備」の5つ、計2時間弱
  • USBは必ずrekordboxの書き出し機能で作り、同内容を2本用意する
  • 書き出したUSBは一度読み込んで、プレイリスト・曲数・キューポイントを確認してから完了
  • 持ち物は前日夜にカバンまで詰める。ヘッドホンの変換プラグを忘れがち
  • 当日朝はセット変更・曲追加・アップデート禁止。やるのは最終チェックと睡眠だけ

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よくある質問

USBの書き出しは前日で間に合いますか?

曲の解析が終わっていれば前日で間に合います。ただし未解析の曲が大量にあると書き出しに時間がかかるため、解析だけは2〜3日前までに済ませておくのが安全です。

USBは1本あれば十分ですか?

本番には必ず2本持っていってください。同じ内容を書き出したバックアップがあれば、1本が認識されないトラブルでも即座に復帰できます。USBの不調は現場で珍しくありません。

当日の朝にセットリストを変えてもいいですか?

やめたほうがいいです。朝の変更は書き出し忘れや解析漏れの原因になり、確認する時間もありません。曲順の微調整は頭の中だけにして、USBの中身は前日夜の状態で固定するのが鉄則です。

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