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SYNC(シンク)とは? — DJ GLOSSARY

2曲のBPMと拍位置をソフトが自動で合わせる機能。便利だが、依存するとビートマッチの耳が育たない・グリッドがずれた曲で破綻するため、基本を身につけた上で道具として使うのが定石。

「SYNCを使うと下手」なのか?(賛否の整理)

否定派の言い分は「ビートマッチはDJの基本技能」「グリッドがずれた曲では破綻する」「人間の手の微妙な揺れに味がある」。肯定派の言い分は「テンポ合わせに使う時間を選曲やエフェクトに回せる」「客が見ているのはビートの精度ではなく選曲」。世界的に有名なDJにも肯定派・否定派の両方がいて、結論は出ていません。当サイトの立場はシンプルで、手動ビートマッチを習得した上で、道具として使うかどうか自分で選べる状態が理想です。

SYNCの落とし穴:ビートグリッド

SYNCは「実際の音」ではなく、ソフトが解析したビートグリッド(拍の目盛り)を基準に同期します。つまりグリッドがずれていれば、SYNCを押してもビートはずれます。生ドラムの曲や古い音源、変則ビートの曲は解析が狂いやすいため、SYNC任せにせず耳で確認する習慣が必要です。ずれていたらグリッドの修正を。

現場での現実的な使い方

4台のデッキを同時に操るようなプレイでは、SYNCは前提の道具です。一方、2デッキの標準的なプレイなら手動でも十分間に合います。「SYNCを切っても回せるが、必要な場面では使う」が現場でいちばん信頼される状態です。

SYNCの有無より、まず自分の用途に合う機材選びが先です。

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